さてさて、第4回絵本コンサートも明後日に迫ってきました。
ちょこちょことお申込みいただけて、嬉しいなと思う今日この頃です。
余裕はまだありますので、まだご予定の決まっておられない方はぜひご検討ください♪
さて、明後日の絵本コンサートのプログラムから絵本の紹介を行いたいと思います。
今回は、「タンゲくん」と「ルラルさんのバイオリン」です。
「タンゲくん」さくえ:片山健
とっても迫力のある絵ですよね。
片山健さんの特徴のある絵が、絵本のページからこぼれ落ちそうです。
お話は難しくはなく、半分飼い猫・半分野良猫のタンゲくんを心配する飼い主の女の子の気持ちを微笑ましく描いた絵本です。
今回は、おはなしの栞の馬部さんが弾き語りで行ってくださいます。
馬部さんはしっとりした大人方向けの絵本で弾き語りをたくさんしてこられたのですが、今回はちょっと趣向の違う低年齢のお子さん向けの絵本に取り組んでくださいました。
ぜひ楽しみにして頂けたらと思います♪
タンゲくんはどうしてタンゲくんかわかりますか?
たぶんなのですが、「タンゲ=丹下」なんだろうなと私たちは思っています。
昔「丹下左膳」という片目のお侍さんが主人公のお話がとても流行しました。小説は1920年代に発表されたのですが、その後もずっと映画やドラマが作られ続けていて、一番新しいものは、2004年に中村獅童さん主演でドラマが作られています。
ぜひ一度、おばあちゃんやおじいちゃんに「タンゲサゼンってしってる?」と聞いてみてください。もしかしたら、いろんなお話を聞けるかもしれません☆彡
「ルラルさんのバイオリン」さくえ:いとうひろし
なんだかほんわかした絵が素敵な絵本です。
ルラルさんシリーズの中の一冊です。
ルラルさんは年に1度か2度こっそりバイオリンの手入れをします。
それを猫に見つかってしまい、バイオリンを弾くことになってしまいます。実は、ルラルさんはギコギコとしかバイオリンを弾けないので、バイオリンを弾くことをやめていたのです。
でも、動物たちはそんなルラルさんの音色に興味津々で・・・
今回の伴奏がヴァイオリンお山本紗由さんですので、ヴァイオリンの絵本にしてみました。
いつもギコギコではない美しい音色で伴奏してくださるので、今回の絵本はちょっといじわるかなと反省したりもしてますが、頑張ってくださるとのことですので、今からとても楽しみにしています。
自分ではだめだなと思うことでも、素敵だよと思ってくれる人は沢山いることを、ルラルさんと動物たちと一緒に感じられたら嬉しいなと思います。