いつもギリギリのご案内ばかりの遊本くらぶです。すみません。
11月12日(日)に第三回絵本コンサートを開催します。
場所や時間はいつもと同じです。
場所:レンタルスペース京の山・杣人工房「空」(京都駅から徒歩10分)
時間:13:30~14:45(13:00開場)
参加費:無料(お電話かメールにて事前申し込みをお願いいたします)
対象年齢は書かせていただいていますが、あくまで目安です。
2歳程度のお子さんから、中学生のお子さんまで。また、大人の方おひとりでのご参加も歓迎しております。
今回の演奏は、ピアニストの鈴木潤さんです。
鈴木さんはいつも即興でとても楽しい演奏を付けてくださいます。
なんだか魔法みたいだな・・・と毎回感じます。
朗読はいつものおはなしの栞の方々です。
今回はすこしとぼけたお話が多いので、きっとユーモア溢れる朗読をしてくださると思います。
プログラムもこの週末でやっと決めることができました。
毎回頭を抱えながら、プログラムを決めています。
小さいお子さんは、ストーリー絵本ばかりだとしんどくなりますし、繰り返しの絵本ばかりだと大きいお子さんの学びや発見につながらないので、毎回沢山の絵本を前に図書館や本屋さんでうなっています。
今回は秋ですので、秋らしいお話を集めてみました。
なんだか不思議なことに、全部動物の絵本になってしまいました。
ちょっとどうかな・・・と迷いましたが、楽しい絵本ばかりなので、今回は動物祭りだ!と腹をくくりました。
プログラムは、下記のとおりです。
気になる絵本があればぜひお越しください!
<開始>
「キャベツくん」長新太 さく・え
「みんなげんきで七五三」寺村輝夫 さく・いもとようこ え
ー10分休憩ー
「11ぴきとへんなねこ」馬場のぼるさく・え
ー10分休憩ー
「とんとんとめてくださいな」小出淡さく・小出保子え
「あらいぐまとねずみたち」大友康夫さく・え
<終了>
また、今週は、プログラムの絵本を少しずつご紹介していこうと思います。
今回は1冊目に予定しています長新太さんの「キャベツくん」です。
とってもカラフルで大胆な絵を描かれる長新太さんの代表作の一つです。第4回絵本にっぽん大賞を受賞されています。
長新太さんはご自身がお話も作られた際は、すこしシュールでユニークなお話が多いです。でも、絵ととても楽しくリンクしています。
絵描きさんの頭の中はこんなに不思議で面白いんだ!と、毎回驚かされます。
さて、今回のお話はキャベツくんがブタヤマさんに出会い、食べちゃうぞ!と言われるところから始まります。
それだけで、もうちょっとシュールですよね。
でも、キャベツくんはブタヤマさんに「ぼくをたべたらこうなっちゃうよ!」と空にお鼻がキャベツになったブタヤマさんを描き出します。
じゃあ、ヘビは?ゴリラは?ライオンは?と、ブタヤマさんはキャベツくんを食べたらほかの動物がどうなっちゃうのかに興味津々です。
読んでる私たちも興味津々です。
そこはさすがの長新太さん、毎回えー!!っとなる素敵な想像力とインパクトで応えてくれます。
その驚きと想像力の自由さを、一緒に分かち合えたらとても嬉しいです。